ライフオーガナイザー・一級建築士 あさおか まみ
1973年、名古屋市生まれ。育った家庭は、祖父母・両親・弟。
現在の家族構成は、夫・長男(2004年生まれ)+猫
愛知県長久手市の分譲マンションに住んでいます。
(長男は大学生。県外で一人暮らし)
【主な業務】
片づけサポート訪問・オンライン
日本ライフオーガナイザー協会認定講師
講師業
片づけ収納ドットコムライター
住宅間取り相談・家具配置レイアウト相談
工場5S指導
大学非常勤講師(建築基礎製図)
南海プライウッド(株)名古屋ショールームスタッフ

大学で建築を学び、住宅設計を志しアトリエ系設計事務所に就職。少人数の設計事務所だったので、設計から現場管理まで、あらゆることを経験させてもらえました。
仕事でお客さまと関わる中で、
「この家を建てたことが、お客さまの正解だったんだろうか…」
と疑問を感じることが度々ありました。
「家づくり」だけではなく、家族がより良く暮らすために他にもできることがあるのでは?と、考えるようになりました。
4年ほど社員として勤務後、フリーの建築士となり5年ほど住宅設計業務に従事。
1999年に結婚し、その年に一級建築士取得。慣れない家事と勉強と頑張った1年!
長男出産を機に休業し、入園までは専業主婦として育児と暮らしを楽しんでいました。
当時は賃貸マンションでの生活。家事育児が中心の毎日。和室2間が続くリビングの古い間取りのマンション。そこでの暮らしが不満だったかというと、そうではありませんでした。
当時飼っていた犬との生活、子どもが安心して暮らせる環境を、「家具の配置」「生活と物の仕組み」を工夫することで、快適に暮らしていました。
その経験から、「どんな家を持ちたいか」よりも、「どんな暮らしを実現したいか」という視点を持つことの重要性に気づいたのです。
子どもが幼稚園入園後は、建築設計業務、料理教室アシスタント、地元のボランティア活動などにも携わり、暮らしは「どこに住むか」という地域の影響や人との繋がりも関係することも知りました。
ライフオーガナイザーになった理由
私が建築士として働いていたのは、小さなアトリエ事務所。
お客様は、理想の家を建てたい思いから、住宅に対して勉強熱心な方がとても多くいらっしゃいました。
数をこなす仕事ではなく、じっくりお客様とお付き合いして、家づくりするスタイル。
要望や夢をお聞きし、提案から始まり、詳細の設計、見積もりの調整から工務店の決定、室内内装の色や材料・設備の選定、現場の管理。
完成まで、理想の家をお客様と0から一緒につくる。
しかし、「マイホームを持つこと」が必ずしも「家族の幸せ」につながらないと感じることもあったのです。

『家は、家族の生活・暮らしを営むための箱でしかない。中身が曖昧なままでは、適切な箱は選べない。』と思うように。
「どんな家に住みたいか?」よりも、まず考えるのは「どんな暮らしをしたいか?」
片づけを通して自分を知り、生活を見直し、ライフステージに合わせた暮らしをすることで、納得と満足のいく暮らしが実現します。家の設計よりも、暮らしの設計の重要性を感じ、現在は、ライフオーガナイザーとして仕事をしています。
「これからの人生をより快適に過ごすために家を整えたい。」
「家族の変化に合わせて、より良い住まいにリフォームしたい。」
そんな方のお力になれると嬉しいです。
個人的プロフィール
幼少期から間取りを見るのが大好きで、折り込み広告にある間取りを楽しみにしていました。その間取り図に、家具のレイアウトや人を書き込むのが私の大好きな遊びでした。
美術が得意で、絵を描くのも好き。学生の頃は、授業中にこっそり回す4コマ漫画を書くことにハマっていました。女子校で青春を過ごし、女子校アルアルの「男子ポジション」でした。

ライフスタイルは、もっぱらアウトドアで体育会系。ソフトボール部、陸上部、大学ではラクロス部を仲間と創設し、大学の課題、バイト、部活に明け暮れる日々でした。
スキーや登山、キャンプ、カヌーなど、アウトドアが趣味でしたが……最近は、読書、手帳、猫を愛でることが趣味のインドア派。
夫は10年の単身赴任。息子は小・中学校の寮生活により、約6年間「週末家族スタイル」で過ごす。
息子は地元高校へ進学して自宅に戻り、そのタイミングで、夫も単身赴任が終了。
さらに、コロナ自粛で出逢った黒猫がやってきて、一気に人口密度が増加。
その後、息子は大学進学にともない、京都で一人暮らし。
現在は、共に個人事業主の夫と暮らしています。
- 着想
- 内省
- 最上志向
- ポジティブ
- 個別化
- 寛容さ
- 好奇心
- ユーモア
- 創造性
- 親切心