季節の変わり目の気温差。体調を壊して発熱し、しばし寝込んでおりました。
解熱剤を飲んだのをきっかけに、救急箱を整理。
「救急箱」は、急な事態に対応できることが役割。いざという時に、薬が見つからなかったり、無かったりしたら意味がありません。
我が家は薬が少なめではありますが、混ざらず、見つけやすくするために工夫していることをご紹介します。
救急箱はキッチンパントリー内の引き出し
一般的に「救急箱」と言われますが、我が家の薬は、箱ではなく「引き出し」に入っています。
場所は、キッチン脇にあるパントリーの中。写真の右下、調理家電の下にあります。(白い丸の位置)
無印良品のポリプロピレンケース・引き出し式。(旧式・W25×D34×H14)
子どもが小さい時から、ここに入る量で間に合っています。
腰よりちょっと高いくらいの位置なので、中を見るにも出し入れするにも、ちょうど良い高さです。
飲み薬もケガの薬も一緒に入れている
薬は、体調が悪い時の「飲み薬」と、怪我や傷などの手当ての「塗り薬・貼り薬」があると思います。我が家は、これら両方とも同じ場所に入れています。
写真は、片づける前(ビフォー)の引き出しの中身。
私にとっては「ドラッグストアで購入する薬関係のもの」は、ここに入れるという認識なので、”冷えピタ”も入れています。
うちは、家族に薬にこだわりがなく、あまり量がないので、まとめて入れています。
処方箋は中身が見えるジッパー袋に入れ替える
病院で処方された薬やパッケージのない薬は、小さいジッパー袋に入れ替えるようにしています。
パッと見て、いつのもの・どんなとき・どのように使う薬かが分かるよう、処方箋の一部を切り取ったりメモに書いたりして、一緒に入れるようにしています。
ちなみに処方薬の使用期限については、未開封の場合の目安は、製造から3〜5年だそうです。今回、期限を過ぎたものが見つかったので処分しました。
こうして、透明な小さな袋に入れ替えることで、管理しやすくなりますし、メモが一緒に見えることで、必要なものが見つけやすくなります。
市販薬は箱に入れた状態で収納できるようにする
市販薬は、パッケージの箱の状態で保管するようにしています。箱を収納ケースとして活用することで、自立して収納できますし、薬が「混ざらない」ためにもシンプルな収納方法です。
また、箱には薬の効能などの情報も含まれるので、服用するときに確認できて安心です。
箱を収納するとき、引き出しの高さより箱が深い場合は、箱をカットして高さを引き出しと揃えます。
写真の”パンシロン”は、そのまま引き出しに入ったのでカットせずに引き出しに。使用期限は箱の底側に記載があったので、すぐに見て分かるように蓋側に書き込んでおきました。
薬を出し入れする際にジャマになる部分は、ハサミでカット。ひと手間しておくことで、すぐ出せるにつながります。
見渡せるように仕切って自立させる
箱を使用するのは、バンドエイドや塗り薬も同様。収納ケースとして、また自立するための間仕切りの役割も果たしてくれます。
さらに、小さな薬箱が自立して並べられるよう、空き箱も活用しています。ここで使っているのは、クッキー缶。薬を入れた小さなジッパー袋を並べるのにもちょうど良いサイズなので、こまごました薬も、折り重なることなく並びます。
こうすることで、引き出しを開けたときに、全体が把握でき探しやすいです。
量が多い場合は、さらに分けて収納すると見つけやすいと思います。例えば……
○症状別(腹痛、風邪、痛み止め、胃もたれ etc…)
○家族別(夫、妻、娘、息子 etc…)
○頻度別(よく使う、時々使う、ほとんど使わない etc…)
我が家は、数も種類も少ないので、まとめて入れていますが、多い方は、ご家庭に合った分け方で、救急箱の中を仕切って見つけやすくするのをオススメします。
期限が過ぎたものを処分したので、以前使っていた仕切りの箱が不要になりました。
量が増減しやすいものの仕切りやケースは、わざわざ100均などで購入しなくても、こんな空き箱で十分!
定期的な見直しをする(理想は年1回)
と、ここまで我が家の救急箱(引き出し)の収納法をご紹介しましたが、大切なのは定期的な見直しです。
今回の見直したことで、使えない薬がいくつか見つかり、かなりスペースが空きました。写真が見直し後のアフターです。
今回服用した解熱剤は、以前処方してもらったもので、使用期限ギリギリ。残り4錠ほどは処分しました。
別の解熱作用がある薬もあるので、新たに補充する必要はなさそうです。また、私の住んでる場所は、徒歩圏内にドラッグストアがあるので、必要以上のストックを持たないようにしています。
とはいえ、前回、薬箱を見直したのがいつだったかは記憶になく……1年くらいだったかな?3月の年度替わりは見直すのに良さそうなので、来年の私に申し送りしておこうと思います。
ご家庭の事情に合わせて「うちの救急箱には何が必要?」と、救急箱の中身を見直してみるのをオススメします。
どなたかの参考になったら嬉しいです。
ポッドキャストでも薬について話してます。家事のお供に、聴いていただけると嬉しいです。
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